こんにちは、清水屋です。
今日は生憎の曇りでフクジュソウも閉じてしまっております。
今回は板マネギについてご紹介させて頂きます。
赤沢では、参詣した講中が宿舎の印として残していく講中札のことを、板マネギと呼んでいます。
旅館の軒下や七面山参道にある各坊の軒下などにかけてあります。
この札は講名や個人名や屋号、役職名、住所などが書かれた札で、明治初期からはやり始めました。
当初は団体名と住所地を墨書きした簡素なものでした。
大正、昭和と下がるにしたがってブームとなり、個人名をケヤキ板に朱印、文字は浮彫黒塗り仕上げと豪華になっていきました。
現在も赤沢では、各旅館の軒下に板マネギがかけられております(現在営業中の旅館は江戸屋旅館のみです)。
お越しの際は、是非ご覧になってみて下さい。