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2018年2月24日土曜日

軍神・摩利支天


赤沢には早川町唯一の摩利支天堂があります。
「摩利支天」とは、仏教の守護神の一人で陽炎の神様です。
陽炎は捉えられず、焼けず、濡らせず、傷つかないものです。
なので摩利支天は、日の前にいつもいるけれども、
誰にも見えない隠れた存在で、
自在に神通力を操る神様とされているそうです。

ちなみに「オン アニチ マリシエイ ソワカ」という
真言を唱えると、一切の災厄から護られ、
敵から姿を隠すことができると信じられています。
最強の軍神である摩利支天は、
山本勘助や前田利家、毛利元就などの戦国時代の武将や、
忍者たちからも厚い信仰を集めていたそうです。
また、日蓮宗や禅宗においては、摩利支天が
仏教徒を守護する神様として重要視されているようです。
赤沢は七面山、身延山の間にあって
日蓮宗とのつながりが深いことから
摩利支天堂が作られたのかなぁと推測します。
ここ一番!という勝負の時には、
勝利祈願に来られるとご利益があるかもしれません(^^)