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2018年2月4日日曜日

赤沢の町並みと変化した様相

赤沢は昔の町並みが残る
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に
選定されています。
江戸時代後期から残されている木造の民家や旅館は
30戸ほどあります。

ところで、建物はほぼそのまま残っていますが、
町の雰囲気や様子は、今と昔では全然違っていたようです。
江戸時代から昭和初期あたりまでは、
赤沢は、身延山から七面山へ向かう途中の宿場町で、
参詣客がひっきりなしに行き来する、
大変賑やかな集落だったようです。
今では、車が出てきて交通の整備が進んできたので、
徒歩で昔のルートを参詣する人は減りました。
昔のような往来はほとんどなく、打って変わって静かです。
私はよく、もしもタイムマシーンがあったら!と、
心底思うのですが、
それでも、目を瞑って昔の赤沢に思いをはせると、
とても不思議な感じがします。

全国には117地区(平成29年28日現在)の
保存地区があるそうですが、
地域ごとにそれぞれの趣があって本当にどこも素敵です。
赤沢宿も負けてはおらず、
ちょっとマニアックにさえ感じる素朴な昔の町並みは、
そんなたくさんの素敵な保存地域の中にも埋もれないほどの
魅力があるなぁと思います(^^)