2018年2月17日土曜日

赤沢の「◯◯屋」

まだ早川町に移住したての最初の頃、
初めて赤沢に来て違和感を感じたのが、
「屋号」の存在でした。
赤沢内のどこのお家の軒下にも
「◯◯屋」と書かれた、
歌舞伎ちっくな、相撲ちっくな木の札が提げられています。
また、集落の人と話をしていても、
「△△屋のとなりで〜」とか「□□屋の奥さんが〜」とか
「誰々さん」と言った名前より、
屋号が当たり前のように使われていたりして。
「◯◯屋ってなんなんだろう??」と思ってました。























後で知ったのは、
赤沢はほとんどが「望月」の姓なので、
わかりやすく区別するために屋号が使われているということです。
しかし、早川町の他の集落も
「望月さん」が多いところはたくさんあって
各家で屋号自体はあるそうなんですが
赤沢ほど使われていないような気がします。
なぜでしょう。不思議です。

赤沢のお家は、17世紀中頃まで遡ることができるくらい
各々の家が絶えることなく続いているそうです。
しかも200数十年の間、戸数も30戸前後で安定していたそうで。
そういうことも関係しているのでしょうか…
早川内の他の集落の歴史とも比較して
いつか調べられたらなぁと思います。

赤沢には全ての屋号が描かれたパンフレットもあるので、
それを片手に、歩いてみるのも面白いですよ( ´ ▽ ` )ノ